処方せんには「寿命」があります!
こんにちは。薬剤師の菊池です。
今回は趣味の話ではなく、皆さんの健康を守るために非常に重要で、かつ意外と知られていない「処方せんの寿命(期限)」についてお話しします。
皆さんは、病院やクリニックでもらった処方せん、いつまで薬局に持っていけばいいか、ご存知ですか?
「まだ薬が余っているし、暇な時でいいか」
「明日から週末だから、月曜日に行こう」
もしそう思っているなら、油断大敵です……!
◆ 処方せんの期限は、原則「4日間」だけ!
実は、法律で処方せんの有効期限は「発行日を含めて4日間」と決まっています(※医師が特別に期限を延長した場合を除きます)。
~例えば、「木曜日」に病院でもらった場合、期限はいつまでだと思いますか?~
正解は、
【木・金・土・日】の「日曜日」までです。
◆ 罠その1:「土日祝日」もカウントされます!
ここが一番の落とし穴です。「薬局が休みの日はカウントされないのでは?」と思われるかもしれませんが、土日、祝日、年末年始など、カレンダー上の休日はすべて期限の4日間に含まれてしまいます。
◆ 罠その2:期限が過ぎると「完全に無効」です
万が一、期限が過ぎてしまった処方せんを薬局にお持ちいただいても、私たちはお薬をお渡しすることができません。法律違反になってしまうためです。
この場合、もう一度病院を受診して、処方せんを再発行してもらう必要があります。
しかも、その際の受診料や再発行料は、原則「全額自己負担(自費)」になり、保険が効きません。時間もお金も、とてももったいないことになってしまいます。
【 ひとことメモ 】
処方せんに期限があるのは、「診察した時のあなたの症状」に合わせて、医師が「今、必要な薬」を出しているからです。日が経ってしまうと症状が変わり、そのお薬が適切ではなくなる可能性があるためです。
お身体のためにも、お財布のためにも、「処方せんをもらったら、その日のうちに!」を合言葉にしてくださいね。
「週末で薬局が開いているか不安」「忙しくて今すぐ行けない」という時は、ぜひ当薬局のLINEで、処方せんの写真を先に送ってください。
あらかじめお薬の準備をしておきますので、期限内にスムーズにお渡しできます。
そろそろ梅雨に入りますが、皆様からの「新鮮な処方せん」のLINE送信を、心よりお待ちしております。