コラム
漢方薬剤師 masayo「カラダも一日にして成らず」

漢方薬剤師 石井雅代

Vol.11 スマホによる健康被害

 私は、とにかく寝るのが大好きです。なので、どちらかと言うと悩みは、「寝すぎ」です笑。でもそんな私でも、寝れない日もあります。原因の1つはホルモンバランス、もう1つは携帯電話です。私が寝れないなと思った時、必ずこのどちらかが原因になっています。今回ホルモンバランスは置いておいて、実に厄介なのが携帯電話、これです。

 私が1台目のスマートフォンを買ったのは、8歳の長男が生まれる2年くらい前だったと記憶しています。5歳まで主人が単身赴任をしていたので、一人で子育てする私にとって、スマホは家族であり、友達であり、先生でした。これは少し言い過ぎかもしれませんが、事実スマホに質問をして、スマホで友達とLINをEして、スマホで本を読み、スマホに音楽を流してもらう。スマホという便利グッズに、あっという間に依存していました。スマートフォンによる健康被害を調べると、総務省に「使い過ぎに注意!スマホの使用による健康への影響」というページが出てきました。

 その内容によると、まず影響が大きいのが「目」です。スマホの画面を一定の距離で見続けてしまうため、目の筋肉が凝り固まって、ピントを合わせる力が弱まってしまい、視力の低下を招いてしまうそうです。また、まばたきの回数が減ることで涙の量が減ってしまい、目が乾燥し、表面に傷がつきやすくなります。

 次に「姿勢・首」への影響です。通常、人の首は緩やかにカーブしていて、重たい頭を支えているのですが、うつむいた姿勢を長時間続けることで、首が直線に近い状態になることがあります。この結果、頭痛・肩こり・めまい、さらにひどい場合には吐き気の症状が出ることもあるそうです。

 そして、最後にブルーライトによる「睡眠」への影響も書かれていました。ブルーライトによる強い光は睡眠を誘うホルモンの分泌を抑制してしまうため、寝る前にスマホを使っていると睡眠障害を招いてしまうこともあるとか。

 そして、これらの影響は特に成長期の子供たちへ、より大きなものとなります。

 便利になった今だからこそ、機械を上手に使いこなせるスマートな人間になりたいものす。