コラム
漢方薬剤師 masayo「カラダも一日にして成らず」

漢方薬剤師 石井雅代

Vol.10 ラグビーと膀胱

 いよいよ今月からラグビーワールドカップ2019が始まりますね。私はルールが分からないのでちょっと残念ですが、ここ埼玉・熊谷ラグビー場でも開催されるそうで、盛り上がると良いなと思っています。

 そんな話題のラグビーに関して、少し前に膀胱について調べていた時に、面白いネタを見つけました。

 「ラグビーと膀胱」。ラグビーは1823年の英国ラグビー市で誕生。その誕生のきっかけは、フットボールの試合中に興奮した選手がボールを胸に抱いて走るという反則だったそうです。でも当時のボールは大変重く、足で蹴ってもろくに飛ばない。そこで、軽いボールの製作を職人に依頼したところ、試しにブタの膀胱を膨らませてチューブとし、外側に皮を張って作ってみたそうです。こうしてできたボールは、楕円の細長い形になってしまいました。ところがこのボール、注文通りよく飛び、なんと抱えて走るにも都合が良かったのです!

 そんなことから、現在でもラグビーボールはブタの膀胱形のものが使われているとか。

 ちなみに、私たちの膀胱は少量の尿しか入っていない時は、お椀のような▼形ですが、尿で満たされるとほぼ球体になるそうです。膀胱は、腎臓でろ過したあとの血液の不要物=尿を貯めるところです。そのため膀胱の病気は食事などの生活習慣の影響を受けることが多く、特に膀胱がんはタバコが最大の原因と言われています。

 今秋号は、更年期について書かせてもらいました。更年期の時期に多い症状の1つにも膀胱炎にがあります。

何度も繰り返す膀胱炎の中には、菌が原因ではないものもあり、食べ物が指摘されることもあるのです。今まで大丈夫だった食べ物が、痛みの原因になるなんて大変なことです。ホルモンなどの色々な変化を迎える中で、どこに症状が出るか分からない事もありますが、誰しもが通る道だからこそ、少しでも女性の身体、自分の身体というものを知ってもらい、一度きりの人生を楽しく元気に過ごしてもらえたらと思います。